前回の続きです。
天水駅に到着しました。
駅前の東方宮蘭州牛肉麵で朝ごはんの蘭州ラーメン。
天水駅前からバスで麦積山石窟に来ました。
遠目からでもわかる大きな仏像が彫られています。
麓にはお寺もありました。
日本人観光客も多いのが案内図に日本語が併記されてました。
この階段を登れば石窟です。
外に面している仏像は基本的にこのように扉で保護されていました。
遠くからも見えた石仏は近くからだと大きさがよくわかります。
半室内になったところもありました。
無数の石仏が並んでます。
彩色が多く残っている石窟もありました。中央が釈迦、釈迦を挟んで向かって右が迦葉、左が阿難ですね。
おそらく麦積山石窟で一番狭い通路。
天女が描かれた天井画がありました。
この鮮やかな青の染料はラピスラズリでしょうか。
麦積山石窟を出てバスで高速鉄道専用駅の天水南駅まで戻ってきました。
蘭州西駅へ向かいます。車輛はフランスのアルストム社がイタリア国鉄向けに制作したETR600/610がベースになったCRH5Gです。
車窓には黄土高原が広がります。
天水南駅から1時間半ほどで蘭州西駅に到着しました。
蘭州西駅からバスで甘粛省博物館へ来ました。
甘粛省博物館のメイン、馬踏飛燕。日本では卑弥呼が活躍した時代とほぼ同時期の後漢時代の作品です。
蘭州駅から敦煌へ向かいます。
蘭州では白い帽子やスカーフを被った回族をよく見かけました。
蘭州駅の天井にも天女が描かれています。
すごく中国らしい1枚。
Y667次に乗り込みます。車輛は25T型客車です。
中国では珍しく先頭からも写真が撮れました。牽引はHXD1D型。
車内も天女推しです。
硬臥は半コンパートメント型でした。床に置かれたポットには熱湯が入っています。
食堂車は意外とガラガラでした。
レースカーテンにも天女が。
メニューは他の列車よりも多いような気がします。
大盤鶏と卵スープ、白米
翌朝5時半過ぎ、氷点下10度を下回った極寒の敦煌駅に到着しました。
次に続きます。