前回の続きです。
朝6時の敦煌駅に到着しました。敦煌駅は郊外にあるので中心部までバスで向かいます。
夏家合汁という店で朝食に羊のスープとナンのセットを食べました。
小鉢2つと肉追加、茶葉蛋もついてたしか50元くらいだったはず。
中国は国内に時差がなく北京時間で統一されていますので、冬場は7時半でもまだ日が昇りません。
朝イチで莫高窟に向かいます。
莫高窟は確実に観たかったので、出国前に微信の莫高窟ミニアプリから日本語ツアーを予約していきました。SMS認証は微信のeSenderで取得した中国国内電話番号を使い、支払いはアリペイのtour passから。冬は閑散期なので入場料が夏の半額、見学できる石窟の数は1.5倍になります。
シアターで莫高窟の解説動画を観た後、シャトルバスで莫高窟へ向かいます。途中、凍った川の反対側にも石窟のようなものが見えました。
管理事務所のようなところで日本語ツアー参加者が全員集まるまで待ってから巡りました。石窟内は撮影禁止ですので写真はありませんが、29窟、328窟、331窟、334窟、16窟、17窟、427窟、428窟、249窟、96窟、148窟を見学しました。
敦煌のシンボル、第96窟九層楼です。
石窟見学を終えてバス乗り場まで戻る途中に博物館のようなものもありましたが、閉館していて入れませんでした。
昼食を食べに市内中心部まで戻って来ましたが、冬だからかほとんどの店が閉まっていました。
日没が早いので昼食は諦めて鳴沙山へ向かいます。道の先に砂丘が見えます。
鳴沙山に到着しました。かつて沙州と呼ばれた土地だけあってひたすら砂砂漠が広がっています。
ラクダに乗れるようでしたので乗ってみることにします。受付で料金を支払って番号が書かれた紙をもらい、その番号のラクダに乗るという仕組みでした。
30分かけて一周します。
私を乗せてくれた534番のラクダ。
月牙泉を見下ろすために砂山に登りました。肝心の月牙泉は影になってしまいましたが、、、
月牙泉の反対側は砂漠がずっと広がっています。
市内に戻ってきました。食料品を買いにスーパーに行くと、酒コーナーには莫高を冠したアイスワインが売っていました。葡萄の美酒夜光の盃....という漢詩があるように西域は昔からワインの産地です。
バスで敦煌駅に戻ってきました。これから嘉峪関駅を経由して新疆ウイグル自治区のトルファンへ向かいます。
敦煌は蘭州とは異なり回族を見かけることはあまりなく、漢族がほとんどを占めていました。
夕飯は先ほどのスーパーで購入したトマト卵麺。
20:45発Y669次蘭州行で嘉峪関に向かいます。
0時頃、嘉峪関駅に到着しました。
乗り換えで1時間ほど時間がありますので、歯磨きしたりして時間をつぶしました。
嘉峪関駅の改札。
00:53発Z179次に乗り込みます。車輛は25T型客車です。
次回へ続きます。