2017年11月に東京から香港まで陸海路で行ってきました。
まずは東京から大阪まで夜行バスで移動し、大阪に着いたらその足で住吉大社へ。
住吉大社は約1,300年前、遣唐使が出発前に航海の安全を祈った神社です。
これから彼らとほぼ同じルートをなぞります。
神社の目の前に電停があっていい感じ。
復刻塗装のモ505がちょうど走っていました。
ニュートラムに乗って大阪国際フェリーターミナルに到着。
これから蘇州号で2泊3日かけ中国は上海へ向かいます。
中国の会社による運航なので船籍は上海、ローマ字での表記は “SU ZHOU HAO” 。
ターミナル内で出国審査を受けて乗船しました。
午前11時、時間通りに出帆しました。
後ろに接岸していたのは大阪と韓国は釜山を結ぶパンスタードリーム。
蘇州号初日の昼食。
西紅柿炒鶏蛋(トマ玉)と炒青菜(チンゲン菜炒め)で中国だなって実感します。
盛り付け方も中国。
12時半ごろ、明石海峡大橋を通過しました。
蘇州号のエントランス。だいぶシンプルです。
展望風呂を使えるのは1等室以上だそうなので今回は1等室を予約しました。
ですが入浴する際に船室のチェックは無く、2等室でも入浴できたかもしれないです。
瀬戸内海らしい島々が見えてきて、16時頃に瀬戸大橋を通過しました。
日没後の18時半ごろにしまなみ海道を通過。瀬戸内海なのでずっとベタ凪です。
蘇州号初日の夕食。色々雑だけど中国の食堂で食べる味で美味しかったです。
関門海峡を通るのは深夜になるので見るのは諦めて早々に寝ました。
2日目の日の出は東シナ海の上で迎えました。
外海に出たので少しうねりが入ってきましたが、遣唐使の時代よりずっと安全で安心な航海です。
朝食は写真を撮り忘れたので昼食の写真から。
2日目は一日中東シナ海を進むので景色に代わり映えはありません。
海が深い青色になって外海に出たことを実感します。
2日目の夕食。
ようやく日本でも見る中華料理が出てきました。
ぼけてますが、海の上に漁船の灯りが一列に並んでいます。
日中漁業協定の境界線でしょうか。
3日目の朝、蘇州号は揚子江(長江)に入っていました。
日本にはない川幅で大陸の大きさを感じます。
3日目の朝食。饅頭にお粥、漬物とTHE中国な朝食です。
揚子江から支流の黄浦江に入りました。
日本でも見るような川幅になりましたが交通量はめちゃくちゃ多いです。
さすが世界最大級の上海港。
楊浦大橋が見えてきましたのでそろそろ接岸です。
荷物をまとめてロビーに集合するよう館内アナウンスがありました。
中国時間の朝9時半ごろ、無事上海港に到着しました。
客船ターミナルで入国審査を受けて中国に入国です。
次回へ続きます。