陸路で香港からラオスを経由してタイへ(5/5 ノーンカーイ~バンコク)

前回からの続きです。

 

ノーンカーイ駅

ノーンカーイ駅は大きい駅ではありませんが賑わっていました。

 

タイ国鉄の信号取扱所

ホーム上に信号扱所がありました。手前のベルは発車の際鳴らすものでしょうか。

 

タイ国鉄の信号テコと閉塞器

職員に確認したところ撮影okでしたので中も撮らせてもらいました。

左側は信号テコ、右側は閉塞器でしょうか。

 

タイを走る中国製客車

ノーンカーイ駅駅からバンコク駅へ向かう夜行列車は3本ありますが、そのうちの1本である26列車が入ってきました。牽引は日立製作所製のHID型ディーゼル機関車、客車は2016年に導入された中国中車製の最新客車です。

 

ノーンカーイとバンコクを結ぶタイ国鉄の夜行列車

上り列車なのに行先表示器はなぜか下りのときのものを表示してました。

 

ディーゼル車の座席夜行列車

続いて2本目のバンコク行夜行が入ってきました。車輛は東急車輛製のTHN型気動車。全席座席車のディーゼル夜行です。

 

タイ国鉄の客車夜行列車

そして今回乗る3本目の夜行列車が入ってきました。こちらは昔ながらの客車夜行です。

 

タイ国鉄の客車

日本の10系客車が基本設計とのことです。

 

タイ国鉄のサボ

サボには号車番号と運行区間が書かれてます。

 

タイ国鉄の客車

ドアの上には3等車を表す「3」のライトが点灯しています。

 

タイ国鉄3等非冷房座席車

夜行列車で非冷房座席車に乗ることはそうそう無さそうなので今回はあえて3等座席車にしました。

 

タイ国鉄の車内

ガラガラのままノーンカーイ駅を発車しました。窓を全開にして乗る夜行列車というのも新鮮です。

 

タイ国鉄のドア

走行中もドアは開けっ放しでした。

 

タイ国鉄の連結幌

ドアは全開だったのに連結部はしっかりと幌で固定されてました。

 

タイ国鉄車内販売のガパオ

途中駅で弁当の立売りが乗ってきてガパオを販売していたので夕飯として購入しました。

 

タイの小さな駅

小さな駅にも停まっていき、ガラガラだった車内もだんだん賑わってきました。

 

バンコク郊外を走る夜行列車

翌朝、列車はバンコク郊外を走行していました。最後部は簡単な柵があるのみです。

 

建設中のバンスー中央駅

建設中のバーンスー中央駅が見えてきました。この駅が完成するとフワランポーン駅は閉鎖されるという話です。

 

タイの鉄道

線路付近まで建物が建つようになってきました。

 

バンコクフワランポーン駅

フワランポーン駅に入っていきます。

 

バンコクフワランポーン駅

走行中なのに降りていく人もちらほら。

 

バンコクフワランポーン駅

バンコクフワランポーン駅

バンコクフワランポーン駅

フワランポーン駅に到着しました。寝台車の前ではシーツを回収していました。

 

バンコクフワランポーン駅

窓から荷物を降ろしています。

 

バンコクフワランポーン駅

どこに積んでいたのか気になる量の荷物です。

 

タイ国鉄の旧塗装

旧塗装である緑色に塗られた客車も繋げられていました。

 

タイ国鉄AHK型ディーゼル機関車

牽引はフランスのアルストムに発注されドイツのヘンシェル社とクルップ社によって作製されたAHKディーゼル機関車でした。

 

タイ国鉄GEA型ディーゼル機関車

フワランポーン駅はヨーロッパのターミナル駅のような雰囲気です。

隣はアメリカのGE社によって作製されたGEA型ディーゼル機関車

 

バンコクフワランポーン駅の駅名標

フワランポーン駅の駅名標

 

バンコクフワランポーン駅

奥から日本製、ドイツ製、アメリカ製の車輛が並んでいました。

 

バンコクフワランポーン駅

タイを感じる1枚が撮れました。

 

タイ国鉄GE型ディーゼル機関車

駅の端っこにはアメリカGE社製のGE型ディーゼル機関車牽引による列車が停まっていました。

 

タイ国鉄ALS型ディーゼル機関車

フランスはアルストム社製のALS型ディーゼル機関車もいました。

 

タイ国鉄の展望車

展望車でしょうか。

 

タイの12系客車

タイの12系客車

以前は日本の12系客車だった車輛もいました。

 

タイの韓国製寝台車

韓国の大宇重工業製の寝台車もいました。

 

バンコクフワランポーン駅

北側の端まで来るとまた違った雰囲気です。

 

バンコクフワランポーン駅の外観

フワランポーン駅を外から。

 

カオマンガイ

朝ごはんはラーン・ガイトーン・プラトゥーナムカオマンガイを食べました。

 

バンコクの赤バス

バスに乗って涅槃仏で有名なワットポーへ向かいます。車種は日野AK176でした。

 

赤バスの車内

床が木の板というレトロなバスです。運賃は車内を巡回している車掌さんに支払いました。

 

ワットポー

ワットポーに到着しました。

 

ワットポーの涅槃仏

有名な涅槃仏です。

 

涅槃仏の螺鈿細工

足の裏には南国らしく螺鈿細工で仏画が描かれていました。

 

ワットポー

このお堂に多くの人が入っていってましたので入ってみることにしました。

 

ワットポー

お堂の中は金ぴかに輝く仏像が祀られていました。

 

ワットポー

外に並ぶ仏像も金ぴかです。

 

トムヤムクン屋さんのPe Aor

お昼ご飯を食べにPe Aorに来ました。

 

バンコクのトムヤムクン

トムヤムクンエナガエビが1匹まるごと入っていました。

 

マファイ

果物屋さんでは見たことない果物が売っていました。手前の大きい龍眼みたいのはマファイでしょうか。

 

タイのマンゴーデザート

タイといえばマンゴーということで最後にオシャレなお店で食べてきました。

 

夜のフワランポーン駅

帰りの飛行機はドンムアン空港からなので、フワランポーン駅から国鉄線でドンムアン駅まで向かいます。

 

タイの夜行列車

乗る列車はラオスカンボジアの国境に近いウボンラーチャターニー行の夜行列車。

 

タイの荷物車

機関車次位の荷物車にはだれかのバイクが積まれていました。

 

タイ国鉄GEA型ディーゼル機関車

牽引はアメリカGE社製のGEA型ディーゼル機関車です。側面のGEのロゴがなぜか上下逆さまになってました。

 

フワランポーンから20分ほどでドンムアンに到着し、ドンムアン空港から日本に帰りました。