前回からの続きです。
ノーンカーイ駅は大きい駅ではありませんが賑わっていました。
ホーム上に信号扱所がありました。手前のベルは発車の際鳴らすものでしょうか。
職員に確認したところ撮影okでしたので中も撮らせてもらいました。
左側は信号テコ、右側は閉塞器でしょうか。
ノーンカーイ駅駅からバンコク駅へ向かう夜行列車は3本ありますが、そのうちの1本である26列車が入ってきました。牽引は日立製作所製のHID型ディーゼル機関車、客車は2016年に導入された中国中車製の最新客車です。
上り列車なのに行先表示器はなぜか下りのときのものを表示してました。
続いて2本目のバンコク行夜行が入ってきました。車輛は東急車輛製のTHN型気動車。全席座席車のディーゼル夜行です。
そして今回乗る3本目の夜行列車が入ってきました。こちらは昔ながらの客車夜行です。
日本の10系客車が基本設計とのことです。
サボには号車番号と運行区間が書かれてます。
ドアの上には3等車を表す「3」のライトが点灯しています。
夜行列車で非冷房座席車に乗ることはそうそう無さそうなので今回はあえて3等座席車にしました。
ガラガラのままノーンカーイ駅を発車しました。窓を全開にして乗る夜行列車というのも新鮮です。
走行中もドアは開けっ放しでした。
ドアは全開だったのに連結部はしっかりと幌で固定されてました。
途中駅で弁当の立売りが乗ってきてガパオを販売していたので夕飯として購入しました。
小さな駅にも停まっていき、ガラガラだった車内もだんだん賑わってきました。
翌朝、列車はバンコク郊外を走行していました。最後部は簡単な柵があるのみです。
建設中のバーンスー中央駅が見えてきました。この駅が完成するとフワランポーン駅は閉鎖されるという話です。
線路付近まで建物が建つようになってきました。
フワランポーン駅に入っていきます。
走行中なのに降りていく人もちらほら。
フワランポーン駅に到着しました。寝台車の前ではシーツを回収していました。
窓から荷物を降ろしています。
どこに積んでいたのか気になる量の荷物です。
旧塗装である緑色に塗られた客車も繋げられていました。
牽引はフランスのアルストムに発注されドイツのヘンシェル社とクルップ社によって作製されたAHK型ディーゼル機関車でした。
フワランポーン駅はヨーロッパのターミナル駅のような雰囲気です。
隣はアメリカのGE社によって作製されたGEA型ディーゼル機関車。
フワランポーン駅の駅名標。
奥から日本製、ドイツ製、アメリカ製の車輛が並んでいました。
タイを感じる1枚が撮れました。
駅の端っこにはアメリカGE社製のGE型ディーゼル機関車牽引による列車が停まっていました。
フランスはアルストム社製のALS型ディーゼル機関車もいました。
展望車でしょうか。
以前は日本の12系客車だった車輛もいました。
韓国の大宇重工業製の寝台車もいました。
北側の端まで来るとまた違った雰囲気です。
フワランポーン駅を外から。
朝ごはんはラーン・ガイトーン・プラトゥーナムでカオマンガイを食べました。
バスに乗って涅槃仏で有名なワットポーへ向かいます。車種は日野AK176でした。
床が木の板というレトロなバスです。運賃は車内を巡回している車掌さんに支払いました。
ワットポーに到着しました。
有名な涅槃仏です。
このお堂に多くの人が入っていってましたので入ってみることにしました。
お堂の中は金ぴかに輝く仏像が祀られていました。
外に並ぶ仏像も金ぴかです。
お昼ご飯を食べにPe Aorに来ました。
果物屋さんでは見たことない果物が売っていました。手前の大きい龍眼みたいのはマファイでしょうか。
タイといえばマンゴーということで最後にオシャレなお店で食べてきました。
帰りの飛行機はドンムアン空港からなので、フワランポーン駅から国鉄線でドンムアン駅まで向かいます。
乗る列車はラオスやカンボジアの国境に近いウボンラーチャターニー行の夜行列車。
機関車次位の荷物車にはだれかのバイクが積まれていました。
牽引はアメリカGE社製のGEA型ディーゼル機関車です。側面のGEのロゴがなぜか上下逆さまになってました。
フワランポーンから20分ほどでドンムアンに到着し、ドンムアン空港から日本に帰りました。